農園紹介

小川ファームのHPへようこそ!
当園のさまざまな取り組みや特徴についてご紹介いたします。

ご挨拶

当園は、江戸時代より地元小山田で代々続く米農家で、
明治からは養蚕も行っていました。

2006年父が亡くなってからは、早朝出勤前に田植えをしたりして、兼業農家を続けていましたが、
友人のブルーベリー園で摘みたての大玉完熟ブルーベリーを食べて、その甘さと美味しさに驚きました。
値段の高いわりに酸っぱい市販のブルーベリーや庭先に植えてあるものと
まったく味が違うことに驚かされました。

摘みたてが流通できないなら都市農業で作る価値は十分あると思い、
定年したら本格的に始めようと2010年に13種類200本のブルーベリーを定植しました。
農業は体力勝負、早いうちに思い切ろうと2014年に専業農家になり、ブルーベリーの摘み取り園をスタート。
後発の園を軌道に乗せるには甘い大玉の実が生るよう、
受粉が確実になって収量が増えるようにと養蜂も同時にスタートしました。

初めて採蜜したハチミツを舐めた時
『これまで食べていたハチミツは何だったんだ』と衝撃を受けました。
香りも高く濃厚な味で、廉価な市販品とはまったく違う、
この搾りたての濃厚な生ハチミツを自分が世の中に届けたい!と強く思いました。

父から引き継いだ米作りも、更に美味しいお米を作りたいと思い、
キヌヒカリからコシヒカリに変更、古代米(黒米)の作付けにも挑戦しました。
コシヒカリは肥料の吸収がよく成長しすぎて倒伏してしまい米の質が落ちてしまいます。
そして、化学肥料を使わずに藁と米ぬかを田んぼに返し、
ラクトバチルス菌(乳酸菌)を使って肥料にする米作りにたどり着きました。
米作りに10年(10回目)かけ、じっくりと肥料が効くため
米粒は少々小振りですが、美味しいお米を作ることができました。

旬になると家族総出でタケノコを直売します。
先祖代々所有するタケノコ山は落葉樹が植えられており、
フカフカの腐葉土から採る朝掘りタケノコの味は別格です。
とくに掘りたてのタケノコを食べたことのある人は少なくて、初めて食べるとやみつきになるようです。
山桜が咲くころ期間は短いですが是非旬の味をお楽しみください。

園主